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デニム研究所

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【裾上げ】ヴィンテージジーンズの「チェーンステッチ」とは

デニム研究所管理者

デニム研究所管理者

こんにちは、WEB担当みっちです。

ジーンズを買うとき裾のステッチ(縫製仕上げ)に注目されたことはありますか?

 

ただ裾処理をされているだけのようにも見える縫製ですが、実はジーンズの縫製箇所によってさまざまなミシンとその縫製仕様があります。

その中でも裾の仕上げは、
「ジーンズ裾仕上げ専用ミシン」によって「チェーンステッチ」という仕上げ方法がなされています。

 

初めて聞いた!という方も、
なんとなく聞いたことはあったかも?という方も、

今回はその「チェーンステッチ」
その仕様にかかせない元祖裾仕上げ専用ミシン「ユニオンスペシャル」についてご紹介します。

 

 

チェーンステッチ (Chain Stitch)とは

その名の通り「チェーン=鎖」のように糸が連なって見える縫い方で、
和名では「環縫い」とも言い、主に裾の仕上げの際に使われる専用ミシンによる縫い方です。

ジャパンブルージーンズの定番デニムは、100%このチェーンステッチ仕上げ。

拡大してみると、
ポコポコと波を打つようなこの立体的なチェーンが特徴的です。

 

チェーンステッチ(環縫い)とシングルステッチ(本縫い)の違い

ここで、チェック。
みなさんが普段穿いているジーンズの仕上げはどちらが多いですか?

裾の仕上げ方法には2種類あり、
「チェーンステッチ」と呼ばれるものと「シングルステッチ」とがあります。
表はどちらもシングルステッチのような見た目で、折り返してみたときに裏のステッチが画像のように異なります。

ちなみにスラックスやチノパンなどは、基本的には「シングルステッチ」仕上げで
ジーンズでは、「チェーンステッチ」で仕上げられているものがあります。

実は強度の面では「シングルステッチ」の方が解けにくく、
「チェーンステッチ」は、下糸が1箇所切れてしまうとプツプツツツ…と解けてしまうというデメリットも…。
(※故意に糸を切ったり、経年変化等による糸切れや糸抜けがない限りは解けません)

しかしジャパンブルージーンズでは、
セルヴィッチジーンズでシングルステッチの仕上げをお願いされることはほとんどにありません。

 

なぜデメリットもあるのに、
ジーンズでは「チェーンステッチ」が良いと云われるのか。

その理由はミシンと経年変化に秘密あり…?

 

ユニオンスペシャルのミシン (Union Special)

冒頭で記述したチェーンステッチを仕上げるのに欠かせない
裾仕上げ専用ミシン「ユニオンスペシャル」

 

ユニオンスペシャル社は1960年代にドイツで創業し、その後アメリカで成長を遂げたミシン製造会社です。

▲ユニオンスペシャル43200G

ヴィンテージミシンの代名詞ともされるユニオンスペシャル社製のミシン。

現在当時と同じものは生産されておらず、
日本でも数えられるほどの台数しかない希少価値の高いミシンとなっています。

 

ミシンの左手前部分を拡大。
ここには裾を巻き返すための「ラッパ」と呼ばれるパーツが配備されており、
ここにジーンズの裾を巻き込みながらステッチを施していきます。

 

三つ折りにした裾に手を添えながら裾を走らせていきます。

ジーンズマニアから圧倒的支持が厚い
このユニオンスぺシャルによるチェーンステッチが、なぜそれほどまで魅力的なのか。

色落ちにどんな影響を与えるのか。

最大の理由はユニオンにしか出せない“裾のウネリ”にありました。

 

ユニオンスペシャル仕上げによる裾のウネリ

こちらは少しわかりやすく、アタリがすでについた裾の写真。

アタリ(色落ち)が斜めにうねるような形が入っているのがわかります。

ミシンの針が斜めから落ちるユニオンスペシャルで仕上げると、このウネリが生じ、
さらに凹凸のあるチェーンステッチによって、より立体的な色落ちの“味”につながるのです。

 

チェーンステッチとシングルステッチのアタリの違い

▲ ユニオン仕上げによるチェーンステッチのアタリ方
斜めにウネリが見えるのが特徴

▲ 通常の平ミシンで仕上げたシングルステッチのアタリ方
凹凸感が少なく、ウネリがないのでタテに筋が入るような色落ち

シングルステッチも決して悪いわけではないのですが、
やはりヴィンテージ仕様にこだわるなら「チェーンステッチ」

これにつきます。

しっかり色落ちさせたチェーンステッチのウネリとアタリはこんな感じ。

ジャパンブルージーンズでは、日本に残るユニオンスペシャルミシンをなんとか探し出し
ブランド立ち上げ当初から今に至るまで、全直営店でフル稼働させています。

このユニオンスペシャルミシンで
無料で裾上げサービスというのは実は特別なことなのかもしれません。

古いミシンのため故障もしばしば…メンテンナンスをしながら‥‥ということもありますが
この貴重なミシンで仕上げられることに誇りをもって、これからもお直しさせていただきます!

 

ぜひジーンズを初めて試されるという方は、
「チェーンステッチ」での経年変化をお試しください。

 

そして、直営店にご来店いただける方はぜひ、
間近でスタッフの裾上げの様子やミシンをご覧になってみてくださいね。

 

 

 このブログを書いた人

WEB担当 みっち

ミニマム150cm
某朝の情報番組に出てるアイドルにハマってます