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デニム研究所

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日本のデニムは世界一!?

JAPAN BLUE JEANS

岸本

「日本のデニムは世界一!」

 

と嬉しいことを言われることがあります。

でも何が世界一なのか?

世界一にうかれてたら世界二になってしまわないか!?

世界一の座を守るためにも、私、ジャパンブルー岸本なりに理由を考えてみたいと思います。

世界一なデニムを使ってるジャパンブルージーンズのインスタはこちらから。

 

私は、日本と海外のデニム工場では、目指しているところがそもそも違うな、と感じています。

〇海外

 ・効率良く、無駄なく、安く、大量に作りたい

 ・そのため一貫生産で、最新の機械を導入して生産効率をあげる

〇日本

 ・どうやったら色落ちの良いデニム、面白い生地が作れるか、からモノづくりが始まる

 ・分業、専門の工場が多いため効率面では海外には劣る。

  個性的な、ムダとも思えるような開発が乱発している。

 ・次の工程のことまで考えないので、次の工場には扱いにくいと怒られることがある。

  が、だいたいなんとかする。

試したいことがあり調整してもらっている瞬間

 

目的が違うのでどちらが優れている、とかはないですが、

商売としてみたら海外の方が優れてそうですね。

 

ジャパンブルージーンズで作っている生地はどれも日本でなければ作れない生地です。

その中でも分かりやすいのが、

16.5oz コートジボワール綿セルヴィッチ の生地です。

定番のジーンズ サークル や ジージャン に使われています。

 

「アタリが激しくつくデニムを作ろう!」

から開発はスタートしました。

そのためにはまず、糸のムラ形状 (太いところと細いところ) を極端に差をつけなければいけません。

ムラ糸を目視でチェックするための板巻

 

ただ、ムラ形状を激しくする(太い細いの差を大きくする)と、糸が切れやすくなります。

 

切れやすい糸を作るということは、

・糸を紡ぐ紡績ではB品率があがります。

・染めで糸が切れると、機械を止めたり糸を廃棄したりとかなりのロスがでます。

・織でも効率がかなり落ちます。

 

一貫工場では「もう少し糸の強弱を弱めて生産性を上げよう」となりがちです。

でも、日本では壁が高いほど登りたくなる人たちの集まり。

なんやかんや文句言いながら登りきってくれます。

なかにはせっかく登りきったのに、

「もっとこうしたら面白くない?」

と求めてもないのに壁の向こう側に行こうとする人もいます。

 

最新のコンピューター制御された機械だと効率は良くなります。

日本に残るアナログな機械だと効率は劣りますが、調整できる幅が広く職人さんの経験とやる気で解決できることが増えていきます。

織機の調子が良くない時の工場長の足元

 

これが、今まで見たこともないデニム生地を生み出し、

「日本のデニムは世界一!」

と言われている理由の一つだと思います。

他にも水がキレイ、日本人の黒目は青の見え方が違う、真面目、商売下手、お客さんの要望が高い、など理由はあります。

 

海外でも面白い生地は作られているし、マネのできない技術や全く思いつかないアイデアもたくさんあります。

なので、

 

「どちらも世界一!」

味野製織工場外観

ちなみにコートジボワール綿を100%使ったジーンズを作っているのはジャパンブルージーンズだけです。

単一綿(1種類の原綿)だけで糸を作ると収穫の年によって綿の出来不出来に差がでて効率が悪くなることがあります。

それも経験と調整で乗り切ってます!

コートジボワールの説明はこちらから