2021年3月16日
色落ち研究室
色落ち研究室 4month《経過観察》staff編 vol.1

デニム研究所 by JAPAN BLUE
船木
久々の投稿になりました、船木です。
昨年から始まった、ジーンズの経年変化をできる限り丁寧に
記録していこうというこの企画。
穿き始めてから4か月が経ちましたので、
経過を報告していきます。
今回は、スタッフ編vol.1です。
では、さっそくいきましょう!
▶倉敷店研究員:青山
MODEL:D0105SP by MOMOTARO JEANS
累計着用時間:685時間
累計着用日数:54日
洗濯回数:2回
右ひざ部分の色落ちが進んでいるのは、お客様の裾を調整する時に
無意識のうちに立ち膝になるから。
販売スタッフならではの勲章です。
フロントポケット周りの色落ちや、裾のパッカリングもくっきりでてきました。
膝裏部分はうっすらハチノス型の色落ちが進んでいるように見られます。
デニム研究所限定色であるクリアペイントは少し表情が出てきました。
また、レザーパッチもいい感じにアジがでてきています。
▶倉敷店研究員:吉田
MODEL:ND-PT001 by NEGATIVE DENIM
これが32回染めをしている「NEGATIVE DENIM」の生地の底力でしょうか?
色落ちの速度が遅いように感じます。
よく観察すると、ウエスト部分、ピップ周りの色落ちが進行しています。
かなり太いシルエットということもあり、内もも部分の生地が擦れる
ことによる、縦の色落ちが進行しています。
▶桃太郎ジーンズ京都店研究員: 羽鳥
MODEL:G003-MB by MOMOTARO JEANS
累計着用時間:956時間
洗濯回数:未洗い
はい、ここで「こだわり派」スタッフの色落ちを紹介します。
着用時間956時間、洗わずにひたすら穿き込んでいます。
本人のこだわりはインチアップで穿いたことによってできた
「下がりヒゲ」というもも部分に見られる下向きにできる色落ちです。
横に走る深いシワと色落ちは、未洗いで穿き込んだ証。
これから「ヒゲ」(横方向の色落ち)がどう出てくるか
の未来が想像できます。
未洗いですが、裾口のパッカリングもでています。
バックスタイルに関しては、バックポケットからヒップ部分の色落ちが目立ちます。
個人的には、深いシワがついている膝裏の色落ちの経過が気になります。
ここまで4か月しっかり穿き込んで、このレポートが終わったら
ついに洗うそうです。
本人曰く、1回目の洗濯の後は、30時間程度の穿き込みごとに
洗濯をする予定のようなので、次回は色落ちがかなり進んでそうですね。
いかがでしたでしょうか?
穿き始めから4か月経つと、それぞれのスタッフの色落ちに
かなり違いがでてきました。
次回は、着用から7か月過ぎたタイミングでレポートします。
お楽しみに!
※着用1か月目の経過観察は下記をご覧ください。
色落ち研究室 1month≪経過観察≫staff編
※色落ち研究室とは?下記をご覧ください。
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