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デニム研究所

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【元生地屋が解説 そもそもセルヴィッチとは #4】

デニム研究所 by JAPAN BLUE 倉敷店

吉田

いかがお過ごしでしょうか?
今年は梅雨入りが早く5月中旬から雨の日が続き、コロナ自粛もあり外出できない退屈な日が続きました。
6月に入りいくらかは気候が良くなり少しは気分も晴れてきたのでは無いでしょうか。

今回も織機と製織について書いていきます。
旧力織機(シャトル織機)と革新織機(シャトル レス織機)の違いは前回書かせていただきました。
それぞれに特徴が有り素晴らしい発明ですが、生産性や品質の向上を目的に開発された革新織機は旧力織機の粗野で不均質な部分を改善しより均質で綺麗な生地が織れます。

が、事デニムに関してはシャトル織機で織られる生地の方がよりデニムの魅力を出しやすいように思います。
アタリが付きやすく粗野な風味が強い旧力織機で織られるデニム生地は自分だけの一本を育てる際に個性が出やすいのが堪らない魅力です。

では、何故旧力織機の生地はアタリが付きやすいのか?
製織に関して言えば経糸のテンションが関係してきます。(他にもロープ染色などの要因もあります。)

経糸のテンションを強くしてピンと張れば横糸を打ち込む際に経糸と緯糸がヨレたり、引っかかったりし難く
しっかりと強く打ち込めスピードも上げれます。
当然、旧力織機しかなかったころから経糸のテンションを上げて生産効率を上げるというトライはされており旧力織機の後期モデルになれば当然初期のモデルに比べて改善されます。
しかしながら何度も言うように生産性が上がることにより(デニムに関しては)生地本来の持つ個性が薄れて均質な表情になっていきました。

古き良き時代のような生地を作るには昔と同じようにすればいいわけで、
生産性を上げる為に強くした経糸のテンションを敢えて弱くして織る、弱テンション織りという方法が生まれます。
生産性は下がりますがより個性的な表情の生地出来るという訳です。

実際に製織工場に行くと通常のテンションで織っている機と弱テンションの機では打ち込みのリズムがかなり違います。
ゆっくりと丁寧に織り上げている感じがして、織りあがる生地もふっくらと暖かく感じられます。
また欠点が発生しやすいという点に関しては職人さんの腕と、通常の作業よりも時間をかけ、細心の注意を払うことでカバー。
このようにして、ヴィンテージよりもヴィンテージなレプリカ生地が作られます。

こうして織られた弱テンションデニム、弊社の商品で言えば

桃太郎ジーンズ
- デニム研究所倉敷店 限定桃太郎ジーンズ・ナローテーパード D-0105SP -


桃太郎のジーンズ生地は基本<弱テンション>を採用しています。
しっかり色落ちはするが激しすぎることのない桃太郎ジーンズの色落ちは、緩すぎず、強すぎないテンションから生まれます。

(桃太郎ジーンズ商品は下記から)
https://www.momotarojeans.com/

 

ジャパンブルー・ジーンズ

- J466 / CIRCLE クラッシックストレート / 16.5oz コートジボワールコットンセルヴィッチ -

スーパー弱テンション織り、従来の弱テンションからさらにテンションを落とし経糸だらだら‼

かなり激しい色落ちが期待でき。

逆に新しい?スーパーヴィンテージ感!

(ジャパンブルー商品は下記から)
https://www.denimlabo.com/c/de-mens/de-m-jeans

 

SETTO/TEXTURE WE MADE

- CTX-010 L / 12oz SELVAGE STRAIGHT JEANS -

12オンスの弱テンション生地を敢えてしっかり糊抜きして柔らかくレディース仕様に落とし込んでいます。

糊が抜けているので激しくアタリが付かず生地本来の自然なアタリ感で色落が楽しめます。

(SETTO / TEXTURE WE MADE の商品は下記から)
https://www.denimlabo.com/c/setto

 

いかがだったでしょうか?

まだまだ自由な行動が規制されてはいますが、くれぐれも健康にはお気を付けになってください。