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デニム研究所

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【元・生地屋が解説】そもそもセルビッチとは?

デニム研究所 by JAPAN BLUE 倉敷店

吉田

初めまして、デニム研究所倉敷店・吉田です。
本年もよろしくお願いいたします。
昨年の7月から倉敷店に勤務しています。

なので、簡単な自己紹介を。
店舗での勤務はまだ半年ほどなのですが、実はジャパンブルーに入社して今年で14年目になります。
異色の経歴ですが、以前の所属はテキスタイル部門でした。

テキスタイル部門とはジーンズなどの製品に使われる「生地」を製造・卸販売する部門です。
弊社はデニム生地の製造販売をする会社として創業し、
現在も国内外のブランドやメーカー様への素材供給と製品開発を続けています。

自分はテキスタイル部門で海外営業をしていましたので、デニムに関しての知識とノウハウは豊富です!

今回デニム研究所に配属になりブログを書くことになりました。
なので、やはり自分の得意分野である「デニム生地」についてお伝えしようかと思います。
意外とデニム生地に関しては知られていないことも多いので(自分もかつてはそうでした)
ご興味を持って読んでいただける内容になればと思います。

という事で、
世界的にもセルビッチと言えば日本、Japanese Denimと言えばセルビッチ。

とはいえ「セルビッチてそもそも何?」という方もいらっしゃると思うので、まずはそこから解説します。
弊社のジーンズの裾を捲くってもらうと、外側に色が違う部分があるかと思います。
(5mm巾くらいの白い部分に桃太郎ジーンズならピンクのライン等 )

シャトル織機と呼ばれる旧式力織機で織られた生地にはこの耳と呼ばれる部分があります。
旧式力織機に対して生産性を向上させた新式の織機/革新織機にはこのセルビッチ=耳の部分が存在しません。
ヴィンテージの織機で織られたデニム生地にはセルビッチがあり、
セルビッチがある生地でヴィンテージジーンズが作られます。
俗に言われるヴィンテージジーンズとはセルビッチデニムを使用したジーンズのことを指します。

しかしながら旧式力織機は現在稼働しているものしか存在しません。
なぜなら、既に織機自体の生産が終了してしまっているからです。
例えば故障して動かなくなった織機も部品取り用として大切に保存され、
常に稼働できる状態を保つようにしています。

実際にジーンズ用のヘヴィーオンス生地が織れる重織機が多数現存し、
かつ熟練の職人の適切なメンテナンスにより良好な状態でデニム生地を生産できるのが日本という事です。
昔ながらの織機を使い熟練の職人の手で織られる希少性の高いセルビッチの生地が、
世界に認められる日本製のジーンズの重要な要素となります。

今回は第一回目という事で、ざっくりですが日本製のデニムがなぜ世界的に
リスペクトされているのかを書かせていただきました。
次からは日本のデニムの生産工程に沿って、もう少し突っ込んだ日本製デニムの凄さと秘密を
お伝えしていこうと思います。

初めての投稿、楽しんでいただけたでしょうか?
次回もお楽しみにお待ちください。